あらすじ
人の死を臭いとして感じてしまう嗅覚を持つ那子は、その能力ゆえ家族から、周囲から孤立していた。
ある日仕事先であるカフェの男性客から、生を感じさせる鮮やかな花の匂いと、死を予感させる腐臭の両方を同時に感じ取った那子。
その男と再び出会った瞬間から、那子は否応なく人ならざるモノと関わる事になっていく。
※この作品は脚本形式で記載しております。一話あたり34ページ構成です。文章内の凡例は以下の通りです。
凡例:
P.xx ページ番号
() 場面、背景、画像イメージ等
名前「」 台詞
名前『』 モノローグ
※主要登場人物の容姿等は以下の通りです。
○楠木 那子(くすのき なこ)
カフェの店員だが、幼い頃より死の臭いを感じることができていた。その為両親や周囲の人間から距離を取られていた過去がある。落ち着いたブラウンのショートボブに黒目がちな大きな瞳。小柄な体形。その為年齢より幼く見えることが悩み。
○宮ノ下 葵(みやのした あおい)
怪異調査対策室に所属する陰陽師。霊力自体は高いが霊視はそこまで得意ではない(黒い靄が見える程度)
いつも黒い服を着ている。長めの黒髪に黒い瞳。左目尻に泣きぼくろがある。すっと通った鼻筋と薄めの唇の持ち主。
○雪(すすぎ)
葵の式神。巫女服を着た黒髪ロングの幼女。武器は身の丈以上ある大鎌。ハンドドリップでコーヒーを淹れるのが趣味。