あらすじ
公爵令嬢エレナは、卒業記念パーティーの場で王太子から婚約破棄を告げられた。
聖女へのいじめを一方的に断罪され、家族にも見放され、田舎へ追放される。
そこで暮らしを立て直し、身分を隠した隣国の王子と出会い、やがて冤罪も明らかになる――はずだった。
ただし、各場面の直下には「月白ふゆが実際に手を入れたら、たぶんこうなる」という作者版が併記されている。
証拠確認、追放手続き、堤防予算、薬事管理、外交照会、婚姻契約、国家再建。
何もひねらずに書いたはずの王道悪役令嬢ものが、作者の手によって少しずつ別の何かへ変わっていくセルフパロディ。