あらすじ
インテリアメーカーで働く緒方紬(28)は、同棲していた恋人・浅井拓海のモラハラと家事丸投げに耐えかね、鍵を置いてキャリーケース一つで破局を選んだ。
「28歳の女が俺と別れて、次があると思うなよ」
そんな呪いの言葉を払拭してくれたのは、サークル仲間の結婚式での最悪な再会――そして、目の前に現れたまばゆい救世主だった。
「先輩の優しさを、0点だと思ってたんですか?」
見違えるようなエリートスーツを纏い、元彼を冷徹に見下ろしたのは、大学時代の不器用な後輩・瀬尾航平(26)。
今や業界の寵児、天才建築デザイナーとなった彼は、かつて自分を救ってくれた紬の「仕事」と「感性」を誰よりもリスペクトしていた。
始まった、大型商業施設の共同開発プロジェクト。
仕事中は超プロフェッショナル、だけど2人きりになると「ずっと先輩の隣を歩きたかった」と耳を赤くする航平。
焦った元彼が「公私混同だ!」と醜い嫉妬で仕事にまで泥を塗ろうと押しかけてくるが――。
「あなたの提案は時間の無駄です」
合同会議の場で、航平の天才的な論理によって元彼は社会的・精神的に完全粉砕(大ざまぁ)!
さらに航平は、両社の役員たちの前で、不器用なほどに真っ直ぐな「ある宣言」を始めて――!?
100点満点から始まった同棲が0点になり、そこから測定不能なほどの【無限加点】へと跳ね上がる、お仕事×大逆転溺愛ラブストーリー。
(※全10話・約2万5000字でサクッと読める、スッキリ完結済みの短編です!)