あらすじ
「出来損ないの無能」と実家で蔑まれ、屋敷の離れで細々とお花を育てる日々を送っていたリーシェ。ある夜、義妹の「竜紋の偽装」の罪を擦り付けられ、王宮で身代わりに冤罪断罪を突きつけられてしまう。しかし、本物の竜の花嫁を識別する秘宝「共鳴の鏡」がまばゆい光を返したのは、義妹ではなく作業着姿のリーシェだった! 「あなたが私の真の花嫁だ」と手のひらを返して求婚してくる王太子レクトール。今更すり寄ってこられても、もう手遅れです。プロポーズを冷淡に拒絶したリーシェの前に、天井をぶち破って現れたのは、何百年も眠りについていたはずの『守護竜の王』で――? 「ずっと私を癒やしてくれていたのは君だ。さあ、我が国へ行こう」 竜王様にお姫様抱っこされ、慌てふためく王太子たちを置き去りにして夜空へ! 加護を失って自滅していく王都を尻目に、お花に囲まれた極上の過保護スローライフが始まります!