あらすじ
『君と見つけた、春色の約束』から始まった二人の物語は、ついに新たな季節へ――。
大学で出会い、恋に落ちた陽斗と美緒。夢を語り合い、ともに歩んだ学生時代を経て、社会人となった二人を待っていたのは、東京と大阪に離れて暮らす遠距離恋愛でした。会えない寂しさ、仕事への不安、それでも互いを信じ、何度も「約束」を重ねながら、それぞれの夢に向かって歩み続けます。
やがて努力は実を結び、再び同じ街で暮らせる日が訪れます。そして二人は、学生時代から育んできた想いを胸に、人生で一番大切な約束を交わします。
恋とは、特別な出来事だけで育つものではありません。何気ない「おはよう」や「おかえり」、すれ違い、支え合い、何度でも笑い合える日常の積み重ねが、本当の幸せへとつながっていくのです。
本作は、青春の続きを描いた恋愛小説です。恋人から夫婦へ、そして家族へ――。人生の季節を一緒に歩む二人の姿は、きっと読者の心にも優しい春風を運んでくれるでしょう。
読み終えたあと、大切な人に「ありがとう」と伝えたくなる。そんな温かな一冊になれば幸いです。
作者 西園寺 楓