あらすじ
どうしてこうなった……?
向けられる銃口に誰でも無く、自分に問いかける。
上半身が行方不明の両足は直立する。そこに群がる操り人形。
逃げ場も無く頭を垂れる同胞と、助けを求めるように手を伸ばす首の無い罪人。
咎人の首を刈り取り自らも罪に片足を入れた私。
音を立てて沼に引き込まれていく足はもうここから抜け出せない。
指揮者の合図でおもちゃの兵隊は躊躇うことのなくラッパを吹き鳴らす。
どうしてこうなった……?
殺意の照明と共に放たれた制裁の鉛はさまよう子羊の目前まで迫りくる。
刹那、批判の矢は悲鳴する。