あらすじ
俺は姉ちゃんを愛してる。
いつから好きだったのかなんて、もう覚えていない。
気付いた時には、俺の世界の中心にはいつも姉ちゃんがいた。
俺の一番大切な人。
俺の全て。
俺の家族は、少しだけ複雑だ。
血の繋がった兄弟。
血の繋がらない兄弟。
再婚と離婚を繰り返して出来た、少し不思議な家族。
それでも俺にとって、姉ちゃんはずっと姉ちゃんだった。
俺は姉ちゃんを愛してる。
誰に何と言われても。
世間が許さなくても。
俺は、この気持ちを変えるつもりなんてない。
……そう思っていた。
これは、姉ちゃんを愛する俺と、
少し複雑な家族の物語。
そして――
過去に囚われていた俺が、
少しずつ「前」を向いていくまでの物語。