あらすじ
私の旦那様は、社交界で“狂人”と呼ばれていた。前妻は二人。 一人は失踪。 一人は国外へ逃亡。
そんな噂のある男の後妻として嫁いだ私は、初夜から寝室に放置される。
けれど彼は優しかった。
家族を助けてくれて、 欲しいものは何でも与えてくれて、 いつも穏やかに微笑んでくれる。
なのに、なぜか夫は私を妻として扱わない。
しかも彼のもとには前妻たちから手紙が届いていて――。
「愛する人がいるなら、その人の胸に飛び込めばいい」
そう言われたので、 私はそのようにしました。
噂だらけの旦那様と、勘違いだらけの新妻の、じれじれ夫婦恋愛譚。