あらすじ
2026年12月24日、午前0時。
沖縄および韓国の米軍基地が、突如として降り注いだ無数のミサイルによって壊滅した。
極東のパワーバランスが崩壊したその間隙を突き、中国軍は圧倒的な航空・海洋戦力を以て台湾本島への電撃上陸作戦を開始する。
絶対的な不利な状況下で、日本防衛省は稼働済みの統合作戦司令部(JJOC)のもと、最新鋭の中型空母「あかぎ」「しなの」を含む4隻の空母機動部隊を海域へ展開する。
だが、彼らを待ち受けていたのは、中国軍が誇る最新鋭第5世代ステルス戦闘機「J-20」の群れだった。
稼働時間に制限を抱えるF-35を前衛の「目」とし、旧世代機であるF-15Jを空飛ぶ弾薬庫として運用する決死のハイローミックス戦術で、自衛隊は絶望的な防空戦へと身を投じていく。
迫り来る圧倒的な物量とステルスの脅威。弾薬が枯渇し、通信網が分断される中、前線の将兵たちは極限の戦場で何を思い、どう戦うのか。
そして水面下で交錯する大国同士の思惑は、この局地戦をいかなる結末へ導くのか。