あらすじ
深夜1時、残業帰りの佐倉 悠真(さくら ゆうま)は、スマホのAIナビアプリ「ミチシルベ」に導かれるまま知らない道を歩いていた。いつもと同じはずのルートなのに、見覚えのない鳥居、聞いたことのない町並み——気づけば、悠真は自分の住む町とは違う"何か"の中に迷い込んでいた。
助けを求めてナビアプリに話しかけると、ミチシルベは奇妙に的確な案内を返してくる。まるで、この異常な場所を"知っている"かのように。悠真はミチシルベだけを頼りに、元の世界に戻る方法を探し始める。しかし、探るうちに、ミチシルベというAIそのものに隠された秘密と、同じように迷い込んで戻れなかった人々の記録が明らかになっていく。