あらすじ
オレニア大公の寵臣にして美男で浮気者のクソ男アルデア侯は、君主の不興をかい突如宮廷から追放される。
しかしそれは、一冊の本から始まる歪んだ情熱と野望とに彩られた冒険の始まりでしかなかった。
領地に戻るもスローライフは程遠く、泥棒が忍び込み、使用人は裏切り、決闘騒ぎに、謎の刺客、虚偽の告発と厄介ごとが押し寄せる。
戦闘力は皆無、顔と頭脳と口先だけを武器に、秘めたる思惑を追いかけるアルデア侯。
そしてそれを密かに助ける「最強の魔導師」。
果たして失寵の真の理由とは何か、背後にある陰謀を画策するのは誰か——自称愛妻家の浮気男アルデア侯を中心に、『Cageling』から四年前のオレニア大公国にて繰り広げられる嘘と策略、愛と妄執に満ちた、大人のための宮廷絵巻。
*おっさんがおっさんとおっさんのために華麗?に冒険する話です。
本編お読みの方々には、ある程度ネタバレだと思われます。
なので本編未読のほうがお楽しみいただけるかもしれません。
もし気に入っていただけましたら、『Cageling』の〈密命〉編以降もお読みいただければ幸いです。