あらすじ
無敗の将軍バルドが、生まれて初めて恐怖した相手。
それは、敵国の猛将でも怪物でもなく、妻として与えられた華奢な妖精姫だった。
戦場では一度も敗れたことのない常勝将軍バルド。
平民から将軍にまで上り詰めた彼は、戦争終結の褒美として、滅ぼした国の第三王女フィリアレーデを妻に与えられる。
ところが、目の前に現れたのは、白く細く、触れれば壊れてしまいそうな「妖精姫」だった。
剣も敵兵も恐れないバルドが、彼女だけは怖くて仕方がない。
手を取れば指を折りそうで、近くで息をすれば吹き飛ばしそう。必死に距離を取るバルドだったが、フィリアは彼を嫌っているわけではない。むしろ、恐ろしい噂とは違う不器用で誠実な人柄を知り、少しずつ近づこうとする。
守りたい将軍と、壊れ物として扱われたくない姫。
すれ違いながらも言葉を交わし、互いの強さを知っていく二人の、体格差たっぷりな不器用過保護ラブコメディ。