あらすじ
ライブハウスの最前列で、ステージの上の彼女だけを見つめていた「私」。
ただのファンとアイドルだったはずの二人は、ロビーのボックスに入れた一通のファンレターをきっかけに、人目を忍んだ秘密の交流を始める。
「お姉さんにしか、言えなくて」
センターとしての重圧に孤独を抱えていた彼女と、客席からただ真っ直ぐに彼女を応援していた私。
誰にも言えない秘密を共有した私たちは、少しずつ、お互いにとっての特別な存在になっていく――。
ファンとアイドルの境界線を越えて深く通じ合う、女の子同士の切なくて温かい、唯一無二の物語。