あらすじ
敵対関係にあった海を隔てる二つの大国――ルビナ王国とセネル王国。
長き争いに終止符を打つ為にセネル王国の王太子シューベルトは和平の証としてルビナの第二王女リリナとの政略結婚を望むも、娘を溺愛する王妃はリリナを手放したくない一心で、義理の娘である第一王女エリスを身代わりとして嫁がせてしまう。
慣れない異国で孤独な日々を送りながらも王妃としての務めを果たそうとするエリス。
だが結婚から半年後、この婚姻そのものが自分を葬るために仕組まれた罠だったことを知り、命を狙われ全てを失った彼女は命からがら王城を脱出する。
逃亡の果てに力尽きたエリスを救ったのは辺境の森で暮らす謎多き男・ギルバートだった。
居場所も身分も失った姫と誰にも明かせない秘密を抱えた男。
二人の出逢いはやがて王国を揺るがす巨大な陰謀を暴き出し、敵対してきた二つの大国の運命さえも大きく変えていくことに。
これは、家族に裏切られて全てを奪われた王女が揺るぎない絆と愛を手に入れ自らの力で運命を切り拓いていく復讐と成り上がりのロマンスファンタジー。
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