あらすじ
「三本勝負を途中でやめてはいけない」
「遠ざかるのに、小さくならない少女を追ってはいけない」
「その巫女の名を、口にしてはいけない」
ネットで語られる都市伝説には、ただ一つの共通点がある。
すべての怪異は、不条理な『ルール(規約)』によって動作している。
元事件記者の探偵・永瀬楓は、その狂ったルールを暴き、怪異そのものを「デバッグ」する異端の探偵。
無意識に言霊を放つ動画配信者・蜂須賀めるとともに、理不尽な呪いを論理と執念で攻略していく。
だが、次々と発生する異常現象の裏には、何者かによる人為的な改変の痕跡がちらついていた――。
怪談×ミステリー×サスペンス。
怪異には、必ずルールがある。
ならば、その穴(バグ)は必ず突ける。
◆ 登場人物紹介
■ 永瀬 楓(ながせ かえで)
【探偵×元事件記者×過保護】
鹿児島・天文館で探偵事務所を営む男。
元は事件を追う真面目な記者だったが、ある事件をきっかけに「デバッガー」として怪異のバグを追うようになる。
口も態度も悪いが、己の身を削ってでも他人を見捨てられない、極度の過保護。
■ 蜂須賀 める(はちすか める)
【オカルト配信者×バグ体質×言霊】
金髪ツインテールのギャル配信者。
怪異との境界線がガバガバで、危険なトリガーを引きまくる超トラブルメーカー。
普段は軽口を叩いて強がっているが、本質は真っ直ぐで優しい。
無意識にこぼす異国の言葉で怪異の処理へ規格外から割り込み、誤認や停止を引き起こす潜在能力を持つ。
※本作には一部、ホラー演出として残酷な描写・激しい損傷描写が含まれます(R15相当)。
※本作は「小説家になろう」にも重複投稿しています。