あらすじ

絶対客観共和国では、謝罪にも規格がある。 責任主体、損害項目、因果関係、再発防止策、受取人。 どれか一つでも欠ければ、それは謝罪ではなく「未処理文書」として検疫される。 概念密輸船ノエマへ積み込まれたのは、差出人も受取人も記されていない三百十二通の封筒だった。 記録上の重量はゼロ。 ところが積み込むたび、船体は海へ深く沈んでいく。 廃棄施設へ運ぶ途中、封筒は乗組員たちの言えなかった言葉に反応し始める。 そして施設から告げられた。 「宛先のない謝罪は、廃棄できません」 受取人も返送先も存在しない謝罪を、誰が預かるのか。 制度と論理の隙間を航海する、全2話の哲学的・行政ブラックユーモアSFです。 本作は、Kindle小説『絶対客観共和国と概念密輸船ノエマ』から生まれた完全新作の外伝です。 外伝だけでもお楽しみいただけます。 本編はこちら https://www.amazon.co.jp/dp/B0H9Z1V9V9

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カクヨム
カクヨム2026/07/23
  • 現在の作品概念密輸船ノエマは、宛先のない謝罪を運ぶ