あらすじ
その時代では、神話時代に滅んだとされる技術が再び蘇ろうとしていた。きっかけは数年前にとある民家に生まれた少年から始まる。その少年には物を引き寄せたり飛ばしたりできる念力のような力があったとされている。その少年から始まり、不思議な力を持つ人は次第に指数関数的に増大していく。ある者は空を飛び、ある者は風や土を操ることができた。人々はその不思議な力を神話の記録にちなんで魔法と呼んだ。
その時代の文明の進歩は凄まじいものであった。学者はこと魔法と呼ばれるものの研究に励み、次第に魔法も世界に知れ渡られることとなった。
しかし、その技術は必ずしも幸福を呼ぶものではなかった。
星杖戦争。魔法に対する宗教、および過激派の独占運動が世界規模で行われた歴史上最悪の出来事である。
その戦争から十一年後、誓約同盟北部のとある村にて。
その村には一人の少女が住んでいた。少女の名はステラ。
その少女にもまた「星の動き方がわかる」という特別な力があったのだが…