あらすじ
生まれた時から病弱だったフローラは、10才まで生きられれば奇跡だと言われ過保護過ぎる両親から真綿に包まれるようにして育てられた。その上
恋も知らずに逝くのは可哀想だと泣いた母の願いで婚約者までいる。相手は災害で没落寸前の子爵家の3男アレンだった。彼はフローラに献身的に尽くす。ある日自分の寿命が僅かだと知ったフローラは胸の痛みに蓋をしてアレンの幸せの為に別れを父親に願う。悲しみのあまり具合が悪くなった娘の為に、魔法で眠らせ移動しようと王宮魔法使いを頼んだ父親が聞いたのは「この子は魔力過多だ。今すぐコントロールしてやらないと周りを破壊して死んでしまう」という思いもよらない言葉だった。
これは好きなのに相手の幸せを願い別れようとする少女と別れたくない一途な少年の物語です。