あらすじ
檜野美智留《ひの・みちる》はバスでとある田舎の村に向かっていた。
旅行ではない。精神的に疲弊し実家の世話になっていた彼女は、母親から気分転換も兼ねてこの村で仕事を任されたのだ。
それは、母の知り合いの親戚――柏田という男の家を片付けるというもの。柏田は既に亡くなったが、母の知り合いは時間が取れず、遺品の整理ができなくて困っているという。
美智留はどうせ一週間くらいで終わるだろうと思いながら、その田舎の村を訪れた。
そこでは携帯電話の電波もろくに入らず、柏田の家に至ってはガスも引き払われていてお湯も使えない。それから、村にはやけに烏が多かった。
けれどすぐに美智留は村に馴染んでいった。村の人々は誰もが優しく、そして宗二《そうじ》という魅力的な男性に出会ったからだ。
このままここにいてもいいかもしれない――この村での未来を考え始めた美智留に、ある男が言った。
「あんた、もう逃げられないよ」
■□多分完結まで毎日更新(手元で執筆済み・見直し中)□■
※展開の関係で性描写が多めです。決して美しいとは言えない、愚かで動物的で生々しい性を描きたく……R15に留めているつもりですが、運営様から警告があれば速やかに修正対応します
※性暴力・性的虐待の描写があります。苦手な方はご注意ください
※大人の女性に気持ち悪いと感じて欲しいと思って書きました。そこまででもないような気もしますが、どなたも無理だと思ったら本当に無理しないでください
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません