あらすじ
書類上の妻として侯爵家へ嫁いだパトリシアは、初夜に夫ミレーから「私は別の女性を愛している」と告げられた。
二人は夫婦らしい時間を持たないまま時が流れていく。
しかし、パトリシアの行動から、自分の言動を深く反省したミレーは、愛人と別れ、パトリシアと本当の夫婦になろうと決意する。
紆余曲折ありながらも、二人はようやく結婚式を挙げ、ミレーから愛の告白を受けて、幸せへの一歩を踏み出した――はずだった。
その頃、パトリシアの実家では父が「娘は侯爵家で不幸な目に遭っている」と誤解し、さらに死んだと思われていた幼馴染まで帰還。
娘を金のために売ってしまったと後悔する父の思いが、少しづつ関係が構築されていく二人を引き裂こうとしていた。
そんな中、パトリシア自身も初めて、夫から与えられた人生ではなく、私はどうしたいのかを考えるようになる。
可哀想だと思われたくなかった少女が、自分の意思で夫を選び、幸せな夫婦になっていく短編第三弾
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短編
「愛人と夜を過ごすので君は自由にしていいと言われたので、全力で喜んで使用人になりました」
「愛人に夢中だった夫に恋をする予定はありませんでしたが、初恋をやり直すことになりました」
の後日談になります。初見でもわかるように説明を入れておりますが、そちらを先にお読みいただく方が楽しめます。