あらすじ

夜会の中央で、第二王子は笑いながら言った。『無能な君との婚約は破棄する』と。 わたくしの返事は一言。「かしこまりました」。 ――ご存知なかったのかしら。王都の穀物も、塩も、絹も、その帳簿の署名は全部わたくしだったこと。 婚約破棄の違約条項に基づき、持参財産・専属職人・交易網、わたくしの物はすべて持って隣国へ参ります。壊しません。奪いません。ただ、返していただくだけ。 さて――王家の金庫は、何日保つかしら。 これは、『無能』と呼ばれた令嬢が本当の居場所と本物の愛を見つけるまでの、静かで痛快な移住の記録。

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小説を読もう2026/07/23
  • 現在の作品『無能な君との婚約は破棄する』と笑われたので、「かしこまりました」と領地の全収入を持って出て行きました