あらすじ
「売れるまで帰るな!」――会社を辞めて数年経つ今も、夢の中で鳴りやまない電話のベル。
ブラック企業の過酷なノルマに心を殺された主人公は、逃避するように無人島・友ヶ島の第三砲台跡を訪れる。
しかし、暗い地下弾薬庫を抜けた先で彼を待っていたのは、あり得ない熱気に包まれた「夏祭り」だった。
屋台に立つのは、かつて彼を追い詰めた上司たち。響き渡る罵声と狂乱の祭り。そしてその最奥で、泣きながら綿飴を作り続ける「20代の自分」を見つけた時、主人公は衝撃の行動に出る。
あなたは過去の自分を、あの地獄に置き去りにしていませんか?
終わらない呪縛の果てに待つ、落涙の結末とは――!