あらすじ
前世で社畜として過労死した記憶を持つ公爵令嬢ルセリア。
「今世こそは絶対に働かない! 親の金で一生ダラダラする!」
そう固く誓った彼女は、面倒な貴族の義務やフラグから逃れるため、辺境の別荘へ引きこもる(サボる)ことを決意する。
しかし、彼女が「適当に丸投げ」した仕事や「ただサボるため」の行動は、有能すぎる側近や周囲のエリートたちのバグった脳内フィルターによって『神の如き深遠な御心』『究極の政治思想(無為自然)』へと次々と超翻訳(大勘違い)されてしまう!
お風呂に入りたかっただけなのに「癒やしの聖泉」を生み出し、朝礼をサボって寝ていただけなのに「禁忌の魔塔」を浄化。
さらに「大人しいヒモ男と結婚して専業主婦になりたい」というささやかな願いは、帝国最強のエリート五十人が血で血を洗う『聖夫選定のデスゲーム』へと変貌を遂げ……!?
「ちがう! 私はただサボりたいだけなの!!」
彼女の悲痛な叫びは誰にも届かず、気付けば大宰相、さらには二カ国統一の女帝へと強制的に祭り上げられていく。
サボろうとすればするほど世界を征服してしまう、怠惰な公爵令嬢の終わらない勘違いチキンレース、開幕!