あらすじ
ホームセンターの園芸コーナーで働く、僕。
今、付き合っているのは店長。
だけど、店長とは体だけの関係。好きだけど、恋じゃない。
仕事の合間の逢瀬は、刺激的で背徳的で、僕を満足させてくれる。
だけど、それだけ。
大好きな花に囲まれて、お客様は、いいかたばかり。
今の暮らしに、不満なんてない。
それなのに、沢村は、そんな日常を変えていく。
メーカーの新担当者として現れた沢村。
小学校から高校まで、同じ学校だったけど。
一度も、同じクラスにはならなかったし。
一緒に遊んだこともない。
だから、幼なじみなんて呼べない。
けれど、僕らには、誰にも言っていない秘密があった。
そんな沢村が、ふしだらな付き合いをする僕に言う。
『おまえ、いい加減にしろよ?』
『だって、初恋を忘れられないんだよ。
心は、いつだって彼に占められてる。でも、体がスカスカで』
『じゃあ、俺の部屋に来い』
意味が分からない僕に、沢村は唇を重ねる。
これから、僕たちは、どうなるんだろう?