あらすじ
日本有数の財閥・綾小路家。
その家を三百年以上支え続けてきた名門執事一族・神代家に生まれた雪弥は、六歳のとき、生まれたばかりの跡取り・伊織の専属執事となる。
「執事とは主人の影」
そう教えられて育った雪弥は、自らの人生のすべてを伊織へ捧げ、主人として守り続けてきた。
やがて伊織は、誰もが羨む美貌と才覚を兼ね備えた青年へと成長し、「東洋のプリンス」と称される綾小路グループの次期総帥となる。
しかし、どれほど多くの人々に囲まれても、伊織が心を許すのは雪弥ただ一人。
幼い頃から抱き続けた想いは、いつしか主人と執事という関係を越えた、誰にも譲れない恋へと変わっていく。