あらすじ
放課後、2年A組は世界から消えた。
気づいた時、教室は異空間に閉じ込められていた。
スマホは圏外。教師はいない。校舎の外には、ねじれた空と狂った時間だけが広がっている。
自分たちだけが飛ばされた。
そう思っていた生徒たちは、探索の中で知る。
3学年12クラスすべてが、異空間の別々の地点に散り散りになっていることを。
だが、再会したクラスメイトたちは、もう以前の彼らではなかった。
生き残るために武力を選ぶ者。
物資を独占する者。
信仰に救いを求める者。
恐怖に飲まれ、他者を傷つける者。
クラスはやがて“国”となり、異空間は戦場へと変わっていく。
そんな中、2年A組の真柴律は、全員で元の世界へ帰る方法を探そうとする。
しかし異空間の奥には、学校を飲み込んだ謎と、すべてを知るかのような一人の青年が待っていた。
仲間を信じるのか。
それとも、生き残るために疑うのか。
時空に閉ざされた学園で、少年少女たちの極限サバイバルが始まる。