あらすじ
事故物件と噂されるアパートの一室に、驚かせ好きな幽霊・ポルタが住んでいる。そこへ、何をされても全く動じない老人・定夫が引っ越してきたことから、二人の奇妙な同居生活が始まる。
ポルタは持てる力を尽くして定夫を驚かせようとするが、天然なのか達観しているのか、定夫はどんなイタズラも「親切」や「日常」として受け流してしまう。空回りするポルタと、それに気づかず和ませてくる定夫のズレたやり取りが、この作品の基本の笑いどころ。
一方で、驚かせようとするたびに空回りしながらも、ポルタは次第に定夫を放っておけなくなり、素直じゃない優しさを見せるようになっていく。定夫もまた、亡き妻との思い出を胸に静かに暮らす中で、この目に見えない同居人の存在に少しずつ癒やされていく。
驚かないおじいちゃんと、驚かせられない幽霊。噛み合わないはずの二人が、いつしか奇妙で温かい「家族」のような関係を築いていく、日常系ほのぼのギャグ。