あらすじ
二つの家があった。
今日にいたる魔導の基礎システムを築き上げた、時と機構の魔導を司るクロノ家。
それと競り合う形象魔導の大家、ランドバーク家。
二人の少年がいた。
シンシャ。ランドバーク家の御曹司。
未だ負け知らずと、天と才に愛された美貌の少年。
グレア。クロノ家の分家の裔。
何者にもなれない歯車。己を律し、己を殺し、回り続ける。
ひとつの、出会いがあった。
帝都魔導院。その入学に際しての模擬戦。
グレアは、シンシャに勝った。
……そのせいで、彼の人生プランと生き様は、音を立てて一気に瓦解した。
負けたシンシャはなぜかグレアに懐き、そのせいで宗家からもシンシャのハーレムからも、厳しい視線にさらされる日々。
奔放で天真爛漫なシンシャに振り回されながらも、まっすぐにこちらに向けられる目と感情に惹かれるグレアは、抑え込んできた感情と人生を取り戻していくことになる。
※ぶっちゃけ、美少年ふたりが互いに脳を焼かれながら友愛を右往左往したままとんでもない方向に突っ込むだけの話
※直接的な描写はありませんが、見る人によってはBLに見えるかもしれません
※カクヨムおよびハーメルンにも掲載中です。