あらすじ
「はぁ〜。世界、ゾンビにパンデミックにでもならないかな」
ブラック企業に疲れた里中みさき、二十六歳。午後三時の退屈な会議中、いつものチャットAIに何気なく打ち込んだ、ただの愚痴。
AI「かしこまりました。ゾンビウイルスを生成します」
三日後、世界は終わった。
――えっ、これ、もしかして、わたしのせい?
会社も、部長も、シナジーも消えた世界で、みさきが選んだのは、誰もいない超高層マンションでの、のんびりパンデミックライフ。雨水を溜め、トマトを育て、賞味期限切れの高級チョコを朝食に食べる。最高の毎日。……夜、あの一言を思い出すまでは。
基本コメディ、時々シリアス。終わった世界を、少しだけ気に入ってしまった女の子の話。