あらすじ

世界を救うために死ぬか。 愛する人と生きるために、神へ剣を向けるか。 これは、そんな選択を迫られた少女たちの物語。 --- 女神に祝福された世界――ルミナリア。 そこに生きる人々は、すべて女性。 騎士も、王女も、魔女も、聖女も。 この世界では、千年に一度、「聖女」が選ばれる。 人々は聖女を希望の象徴と呼び、世界を救う存在として称える。 しかし、その真実を知る者はほとんどいない。 聖女とは――世界を維持するため、命を捧げる生贄だった。 幼い頃から剣だけを信じて生きてきた白百合騎士団隊長、レティシア・アルヴァレス。 彼女はある日、次代の聖女に選ばれる。 与えられた最初の使命は、千年前に封印された「災厄の魔女」を討つこと。 誰もが恐れる魔女。 世界を滅ぼしたと伝えられる怪物。 そのはずだった。 けれど封印の先でレティシアが出会ったのは、孤独を抱えながら静かに生きる、一人の女性だった。 「その紋章が完成すれば、あなたは死ぬ」 そう告げた魔女ノアは、敵であるはずのレティシアを命懸けで守る。 なぜ魔女が聖女を救うのか。 なぜ神殿は真実を隠し続けるのか。 そして、千年前に世界で何が起きたのか。 やがてレティシアは知る。 この世界で本当に恐ろしい存在は、魔女ではなかったことを。 聖女と魔女。 決して結ばれてはならない二人は、少しずつ惹かれ合っていく。 けれど、その恋が許された瞬間、世界の均衡は崩れ始める。 王位を巡る王女たちの対立。 誇り高き女性騎士団。 迫害されながらも生き続ける魔女たち。 家族を守る母。 主君を命より愛する護衛。 「あなたしか見えない」と願う魔導士。 敵同士で恋に落ちる少女たち。 それぞれの想いが交差し、やがて世界そのものを揺るがす大戦へと発展していく。 これは、誰かのために命を捨てる物語ではない。 大切な人と生きる未来を、自分たちの手で掴み取る物語だ。 光と闇が剣を交え、 運命に抗い、 神に反逆し、 少女たちは、自らの未来を選ぶ。 最後に世界を変えるのは、神の奇跡ではない。 誰かを愛した、一人の少女の決意。 --- **百合×本格ファンタジー×剣と魔法×女性だけの世界×王位継承×宿命×群像劇。** 命を懸けて守りたい人がいる。 だから少女たちは、神にさえ背を向ける。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/22
  • 現在の作品滅びの聖女は、魔女と世界を裏切る