あらすじ
シリーズ 望遠鏡とStargirls 01
山頂の公園に夜な夜な現れる、黒くて巨大な筒の陣地。
それは天体観測愛好会「星の会」が引き連れるドブソニアン望遠鏡だった。
ヘッドランプの赤い光に照らされ、無言で空を睨む男たちの姿は異様そのもの。
そんな彼らの前に、パトカーから逃げてきた無免許の少女・ケイが転がり込んでくる。
男たちはとっさに望遠鏡のカバーで彼女のスクーターを隠し、警官の目を欺く。
難を逃れたケイに、男たちは無理やり接眼鏡を覗かせる。
そこに広がっていたのは、生まれて初めて見るオリオン大星雲の姿だった――。
数日後、再び山頂を訪れたケイは、面倒くさがりな会員の一人・川村トオルと意気投合する。
だが、帰り際にケイのスクーターが故障。
行く当てもない彼女を、トオルは仕方なく自分のアパートへと引き取る。
距離感のぶっ壊れた少女と、嘘つくのが面倒くさい天文オタクのヤバ目な、恋物語