あらすじ

盗みの濡れ衣で、お屋敷を追われかけている女官の私。ただ、私には癖があります。品物の出入りを、日付・数・受取人の署名まで自分の帳面に二重に控えること。この控えを開けば無実は証せます——代わりに、主人以上に屋敷の出入りを把握していた「差し出口」まで露呈する諸刃です。それでも私は帳面を開き、真犯人の署名を淡々と示しました。すると、無実と一緒に几帳面さまで見てしまった王弟殿下が「生涯そばで数え違いを正してほしい」と、私を離してくれなくなったのです。

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小説を読もう2026/07/22
  • 現在の作品偽の罪状を突きつけられた私が“真犯人の署名”を示した途端、私を歯牙にもかけなかった王弟殿下が離してくれなくなりました