あらすじ

アメリカ合衆国は、ヘンリー王子を象徴元首に迎えるべきではないか。 もちろん、暴論である。 王を拒んで生まれた国アメリカ。 だがその一方で、大統領に政治家・軍最高司令官・国家の顔まで背負わせすぎてはいないか。 自由、民主主義、星条旗、憲法――強い理念はある。 しかし、理念は疲れた国民を抱きしめてはくれない。 ならば、政治をしない象徴元首がいたらどうなるのか。 イギリス王を拒絶して独立した国に、イギリス王室から離れた王子が暮らしている。 このあまりにも都合のよい皮肉から、思考実験は始まる。 ヘンリー王子をアメリカ元首にする。 そんな馬鹿馬鹿しい仮説を通して、アメリカの孤独、大統領制の重さ、メディアが作る疑似王制、そして「心の支柱」の不在を考える風刺的随筆。 前に書いたら奥さんに「こんなもん読めるか!」と言われたので、今回はできるだけ軽口のまま書いてみた。 たぶん無理だが。

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小説を読もう2026/07/22
  • 現在の作品アメリカ合衆王国 ――ヘンリー王子を元首にする暴論、もう一度書いてみた