あらすじ
伯爵令嬢フィディスの婚約者デュールには病弱な従妹アリアドネがいた。デュールは前の婚約よりアリアドネを優先してしまったために解消になっているので、同じ過ちはしない、前の婚約者には誤解されたがアリアドネはあくまで親戚で恋愛感情は無い、フィディスには嫌な思いはさせないと約束しての婚約だった。
しかし、実際はそうではなかった。これ以上、アリアドネを優先するなら、婚約を考え直そうと思っていた矢先、アリアドネが死亡する。
そしてフィディスは、重篤な従妹の看取りすら許さずにデュールを束縛した我儘で軽薄な女と噂されるようになってしまった。