あらすじ
砂に覆われた不毛の王国。
貧民街でその日暮らしを続けるイカサマ師アゼルは、ある夜、政略結婚から逃げ出した令嬢エリナと出会う。
身分違いの恋に落ちる二人だったが、彼女はまもなく捕らえられ連れ戻されてしまう。
彼女を自由の身とするためアゼルは、願いを叶える力を持つという指輪を求めて砂漠の遺跡へと向かう。
だがそれは、かつて王国に繫栄と戦火をもたらした”悪王”の魂が封じられた呪いの指輪だったのだ。
『我が力を貸そうではないか』
強大な力と引き換えに、心身は蝕まれていく。
それでもアゼルは、愛する人のために戦う事を決意する。
「エリナは僕に、助けてって言ったんだ……!」
『奪われぬために。王になれ、若き獣よ』
彼はやがて、王国を再び戦火に包まんとする巨大な陰謀に立ち向かう。