あらすじ
噛みきれない手強い奴、それが ファンガスマン。
ま、キノコの化け物ってわけ。
見た目はグロテスクだけど性格は温和、愛嬌もある。ただ、困ったことに化け物の自覚がない分、無邪気さが空回り。
言うなれば制御不能な時限爆弾、周囲は困惑するばかりといった寸法さ。
みんな当たらず触らず、他の誰かに橋渡しをしてホッと胸をなでおろす。
係わりあいを恐れて押しつけあう人々は滑稽そのもの、まさしくエキストラって図の善良な人たち。
相対するキノコの化け物は、主人公であり語られるべきヒーローだけど……実際問題、ある朝、目覚めるとファンガスマンになっていたとしたら?
ま、望むところ。
俺は “バケモノ”としての自分を燦然と打ち立ててヒーローになってやる!
すべては思い込み。それこそが平行する世界を出現させ、現実を変える。
ファンガスマンだろうと他の何かであろうと構わない。
ようやっと人生が始まるってだけ⭐️