あらすじ

「私を断罪する前にこちらの精算をお願いできますか?」 「へ、精算だと?」 「はい。これまでの労働に対する正当な対価の請求です」 書類の束をバサリと広げた物が魔法で複写され、会場にいる貴族たちの手元にも飛んでいく。 「な、なんだこれは……!」 ハガテーンが紙を受け取り、目を白黒させた。 「ご覧の通りです。殿下が生徒会室で行うはずだった公務の決裁書類、予算管理表、地方視察の報告書。全て私が代筆し、処理いたしました物ですが?」 「そ、それは……僕が忙しかったから、お前が手伝いたいと言ったんだろう!」 「手伝うの範疇を超えていますよ。過去3年間、ミリカルとのお茶会や街への視察という名のデートに行かれている間、私は平均して1日14時間、執務室で働いておりました」 淡々と事実を述べる。前世の社畜魂がタダ働きを許さないと叫ぶ。

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小説を読もう2026/07/22
  • 現在の作品真実の愛とおっしゃいますが残業代は誰が払うのですか?終わりの始まりはパーティー会場での未払い請求を