あらすじ
落ちこぼれの彼が背負った十字架。
その願いと想いを知った時、出来損ないの彼女は何を選択するのだろうか?
*
外国へ行くように、申請すれば誰もが異世界に行けるようになった近未来。
ハーフエルフのカタリナは、日本に憧れ、東京・霞ヶ関にある「転生・転移管理事務所」に就職した。
仕事を覚えながら、二つの世界を繋ぐ仕組みを知っていく。
尽きない欲望、神すら制御できるという驕り、政治的な思惑。
それらが反映された転生・転移管理システムによって、二つの世界は歪み始めていた。
そして、ある冒険者の犠牲が明かされた時、もう一人の物語が動き出す。
――行動する勇気さえあれば、世界は変えられる。
日陰な事務所の地味な窓口業務から始まる「王道の異世界ファンタジー」、ここに開幕。