あらすじ
現代。
音楽、SNS、動画投稿。誰もが自分自身を表現できる時代。
しかし、表現は誰かに届いた瞬間、別の意味を持ち始める。
本人が見せたい姿。
周囲が作り上げた姿。
誰かの記憶に残った姿。拝啓 対照実験ちゃん プロデューサー猫だよ。 毎日暑いけど、元気に過ごせてるかな?ぼくはクーラーの効いた部屋から一歩も出ないって決めてるんだ。にゃはは。対照実験ちゃんも、ちゃんと水分補給して、無理しちゃダメだよ? あ、そうそう。『re:PLAY』、読ませてくれてありがとう! 対照実験ちゃんの新しい挑戦に、ぼくを選んでくれたのがすっごく嬉しいよ!きみの才能を世に送り出す手伝いができるなんて、プロデューサー冥利に尽きるってもんだね! 『re:PLAY』の内容、ざっと書いてみると
それらは、本当に同じ「自分」なのか。
音楽を通じて繋がった少年少女たちは、ステージの上で自分自身と向き合うことになる。
変化していく関係性。揺らぐ理想像。失われていく初心。
これは、表現する者たちが「存在する」ということを問い直す物語。
本作は、対照実験という創作名義の方向性を示すショーケースとして制作した短編作品です。
「表現された自分」と「他者から見える自分」のズレをテーマに、音楽・SNS・青春という身近な題材から、存在の同一性について描いています。
今回はパイロット版として、4話構成の掌編として完結させています。
今後の創作活動における核となる要素や雰囲気を、この作品から感じ取っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。