あらすじ
「なさけな〜い♥ あんたがあたしのPね。ざぅこ♡だけど、使ってあげる」
インターン説明会へ向かう大学二年生・九十九零が、桜舞う朝の路上で見知らぬ少女に馬乗りにされたところから、すべては始まった。
職質、ファミレス包囲網、アパートへの強制押しかけ――気づけば零は、地下アイドル最底辺・星屑ひかる(14歳)の専属プロデューサーにされていた。
口は悪い。すぐ天狗になる。人の話も聞かない。
それでも嘘だけはつかない。
そしてステージに立つその瞬間だけ、彼女は誰にも真似できない本物の光を見せる。
ひかるは、かつて別の名前で表舞台に立ち、すべてを失った元天才アイドル。
零は、ギターも動画編集もDTMも中途半端な、芸能界とは無縁の大学生。
何一つ一流になれなかった零の技能が、消えかけた一人の才能を客席へ届けるために繋がり始める。
「お前が本物だから、俺が届ける」
ざぅこPと最強メスガキが、過去の名前ではなく、今の名前でステージを奪い返す。
事案スレスレ、本気のアイドル育成青春ラブコメ。
これは、消えた星屑がもう一度輝くまでの、|物語《ステージ》。