あらすじ
医学部を目指し、勉強に追われる浪人生の悠馬(ゆうま)。
先の見えない重苦しい現実に、じわじわとメンタルを削られる日々。
そんな彼の息苦しい日常は、深夜の町で一変する。
出会ったのは、儚い雰囲気をした謎の少女、サマー。
彼女は僕の持っていたアイスを指さし、それが宇宙の交信に必要と語る。
そのまま成り行きで助手にされてしまった僕は、彼女と作戦会議を始める。
そこで彼女は、こう告げた。
「この町には、何かがある」と。
これは、受験勉強に追われていた僕が、電波な少女と過ごす、ちょっと不思議で、何かが起こりそうな、ひと夏の記録。
【登場人物】
■悠馬(ゆうま)
医学部志望の浪人生。先の見えない受験勉強に摩耗し、実家で息を潜めるように生きている。サマーとの出会いで、その単調な日常が少しずつ狂い、そして救われていく。
■サマー
深夜に現れた謎の電波少女。常識がすっぽり抜け落ちており、小動物のように一生懸命ご飯を食べる。この町の調査を目的としており、夜な夜な観測を行っているようだが…。