あらすじ
高校二年生の佐渡日向は、中学生の時に人に裏切られたことをきっかけに心に深く傷を負い、その影響から人々の顔にお面がついて見えるようになった。
過去の出来事に苛まれる日々が続いた、そんなある日。
日向の前に、青い瞳が特徴的な狐のお面をした一つ下の後輩・垣入海稲が現れる。
彼女は日向に対して、「フォトコンテストのペア部門に一緒に出ませんか」と言った。
最低限の関わり以外は関係を持ちたくない日向だったが、トラウマを乗り越えようと誘いに乗る。
彼女はお面で隠れて表情が読み取れない。声色も平坦なせいか、心情も伝わらない。
しかし、その内側から滲み出る優しさに次第に絆されていく。
トラウマから人がお面をつけているように見える主人公が、クール系後輩と関わって過去を清算する物語。
その裏側で、先輩後輩以外の感情が二人を包み込んでいく。