あらすじ
音楽・映像・小説で一つの世界を描く創作プロジェクト「monogatari」です。
YouTubeでは、登場人物や本の世界を描いた物語MV・楽曲・映像作品を公開しています。
Monogatari ストーリー型音楽チャンネル
https://www.youtube.com/@Monogatari_band
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Phantomシリーズ平均再生数30,000回突破( 全5曲)
ARMYZシリーズ 平均再生数20,000回突破(全7曲)
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ページをめくれば、そこは異世界だった。
何者かにならなければならない。
周囲が将来を決めていく中、大学生のハルトは、何者かになろうとすることに疲れていた。
そんな帰り道、題名のない古びた本を拾った瞬間、彼は本に食われる。
落ちた先は、上下すら曖昧な空の世界。
森を乗せた浮島、空を泳ぐ魚、目と口を持つ巨大な時計。
そこで待っていたのは、会った覚えもないのに彼の名を呼ぶ、黄色い服の少女サヤだった。
「やっと来た。ずっと待ってたよ」
やがてハルトは、世界のどこかで続きを失った「未完の本」が存在することを知る。
帰らない子供たち。
沈黙した騎士。
笑顔を強いられた白い箱庭。
物語が止まれば、そこに生きる者たちの苦しみも終わらない。
だが、白紙の最後に都合のいい結末を書き足すことは、救いではない。
物語の続きを選ぶのは、そこに生きる者たち自身でなければならない。
戦う力も、特別な才能もない。
関わらない理由なら、いくらでもあった。
それでもハルトは、目の前の本を閉じられなかった。
これは、何者にもなれなかった青年と、彼を知る謎の少女が、滅びかけた物語を救う物語。
そしてハルト自身もまた、自分の物語の続きを選び始める。