あらすじ

音楽・映像・小説で一つの世界を描く創作プロジェクト「monogatari」です。 YouTubeでは、登場人物や本の世界を描いた物語MV・楽曲・映像作品を公開しています。 Monogatari ストーリー型音楽チャンネル https://www.youtube.com/@Monogatari_band 箱庭シリーズ 平均再生数70,000回突破(全4曲) Phantomシリーズ平均再生数30,000回突破( 全5曲) ARMYZシリーズ 平均再生数20,000回突破(全7曲) 未完の本の物語 「ARMYZー未帰還の記録ー」、「エヴァとリオンの箱庭ー幸福管理区域ー」絶賛発売中! 詳細はコチラ https://monogatari-room.raindrop.jp/ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ページをめくれば、そこは異世界だった。 何者かにならなければならない。 周囲が将来を決めていく中、大学生のハルトは、何者かになろうとすることに疲れていた。 そんな帰り道、題名のない古びた本を拾った瞬間、彼は本に食われる。 落ちた先は、上下すら曖昧な空の世界。 森を乗せた浮島、空を泳ぐ魚、目と口を持つ巨大な時計。 そこで待っていたのは、会った覚えもないのに彼の名を呼ぶ、黄色い服の少女サヤだった。 「やっと来た。ずっと待ってたよ」 やがてハルトは、世界のどこかで続きを失った「未完の本」が存在することを知る。 帰らない子供たち。 沈黙した騎士。 笑顔を強いられた白い箱庭。 物語が止まれば、そこに生きる者たちの苦しみも終わらない。 だが、白紙の最後に都合のいい結末を書き足すことは、救いではない。 物語の続きを選ぶのは、そこに生きる者たち自身でなければならない。 戦う力も、特別な才能もない。 関わらない理由なら、いくらでもあった。 それでもハルトは、目の前の本を閉じられなかった。 これは、何者にもなれなかった青年と、彼を知る謎の少女が、滅びかけた物語を救う物語。 そしてハルト自身もまた、自分の物語の続きを選び始める。

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カクヨム
カクヨム2026/07/21
  • 現在の作品ROLL>エンド――拾った本に喰われた俺は、滅びかけた物語を救う