あらすじ

高校三年生の律、美月、颯太、玲奈、湊は、いつも五人でいた。 誰かが誰かを好きでも、口にさえしなければ、この関係はずっと続いていく――全員が、どこかでそう信じていた。 文化祭前日。 記念写真を撮ろうと集まった教室で、玲奈が不意に問いかける。 「颯太、美月と付き合うの?」 一度だけ交わされたキス。 拒まれた手。 一夜だけ越えてしまった一線。 そして、誰にも言えなかった片想い。 ひとつの秘密が暴かれたことをきっかけに、五人が見ないふりをしてきた感情が、次々と露わになっていく。 彼らを繋いでいたのは、本当に友情だったのか。 それとも、誰も本心を口にしないことで保たれていた、ただの停戦だったのか。 恋愛からひとり余る少年・律と、彼を追いかける少女・美月。 二つの視点で描く、五人の友情が崩れ落ちる直前の青春群像短編。 ※本作は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。

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小説を読もう2026/07/21
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