あらすじ

「証拠もないのに、人を裁くな」――殉職した敏腕刑事・氷室環奈は、目を覚ますとかつて愛読していた乙女ゲームの悪役令嬢フィオナ・ヴェルダンになっていた。待っているのは婚約破棄からの断罪、そして国外追放という王道の死亡フラグ。けれど環奈は怯まない。彼女が信じるのは血筋でも魔法でもなく、ただ「証拠」だけだ。周囲が「呪い」「悪意」の一言で片付ける不可解な事件の数々に、刑事時代に培った観察眼と尋問術、そして揺るがない推理力で切り込んでいくフィオナ。次第に浮かび上がってきたのは、乙女ゲームのシナリオそのものを裏で書き換えている"真犯人"の影だった。「悪役令嬢フィオナ・ヴェルダンは、証拠もなく人を売ったりしない」。すべての嘘を見抜く真贋の魔眼を持つ、氷のように冷徹な第二王子を相棒に迎え、令嬢は自分を嵌めた者たちを、逃げ場のない状況証拠で完膚なきまでに追い詰めていく。おまけに、なぜかその過程で第二王子の独占欲にも火をつけてしまったようで――。これは断罪される令嬢の物語ではない。断罪する令嬢の、痛快無比な逆転劇である。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/21
  • 現在の作品殉職した敏腕刑事は悪役令嬢に転生する 〜断罪イベントを証拠と推理で叩き潰したら、疑り深い氷の第二王子に溺愛されることになりました〜