あらすじ
推しに名前を呼ばれたい。
その一心で、高校生の俺は母親のクレジットカードを使い、今日も赤スパ(5万円)を投げ続けていた。
「〇〇さん、いつもありがとう!」
推しに認知される快感は、一度味わえばやめられない。
請求額が膨れ上がっても、バレなければ問題ない。
そう思っていた。
――あの日までは。
いつもの配信。
いつもの赤スパ。
しかし配信の途中、推しは突然こう切り出した。
「〇〇くんのお母さんからご連絡が来ました。」
コメント欄、大爆発。
人生終了。
ネットの黒歴史は、一生消えない。
これは、承認欲求をこじらせた一人の高校生が、たった一度の配信で社会的に死ぬまでを描く、ブラックコメディである。
※本作は小説家になろう・カクヨムに同時掲載しています。