あらすじ

ホラー、サスペンス、ファンタジー……書きたいジャンルは多々あれど、一本も原稿を書き上げられないスランプ中の小説家志望・蓮(れん)。行き詰まった彼がパソコンの前で頭を抱えていると、突如、現実とも妄想ともつかないおかしな世界へと迷い込んでしまう。 そこで出会ったのは、漆黒のドロドロした肉体に無数の目が蠢く、どう見ても「深淵の邪神」な異形の怪物。……のはずが、そいつはエプロンを身にまとい、蓮にめちゃくちゃ美味いモカブレンドを淹れてくれる、おそろしく献身的な「癒やし系(?)」クリーチャーだった。 「脳内の妄想」と割り切って怪物(通称・クロちゃん)に胃袋と精神を掴まれていく蓮だったが、次第に現実世界の部屋が片付き、原稿が物理的に進み始め、おまけに頼んでいないはずの「ホラー小説のトリック用の毒草」が現実の机の上に生えてきて――。 妄想と現実の境界線がゲシュタルト崩壊する、ちょっと不気味でかなりアットホームな、異色ホームコメディ。

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エブリスタ
エブリスタ2026/07/20
  • 現在の作品『脳内クリーチャーが淹れてくれたコーヒーは、現実の味がした。』