あらすじ
西暦2058年。
人類は、新たな災害に名前を付けた。
地震でもない。
台風でもない。
人を襲い、街を壊し、意思を持って進化する存在。
その名は――
『災魔(さいま)』
災魔は、銃では止められない。
戦車でも歯が立たない。
人類が唯一対抗できるのは、特殊な能力を持つ者たちだけだった。
その力は、生まれながらに宿す者もいれば、ある日突然目覚める者もいる。
人々は彼らを――
『アビリスト』
と呼んだ。
そして、アビリストには一つの法律が定められている。
「アビリストは、対災魔特務隊または災魔対策関連機関への就業を義務とする。」
その力は、自分のためではない。
世界を守り、人々を守るためにある。
これは――
一人の英雄と、九人の仲間たちが紡ぐ物語。