あらすじ
ゲーム開始前に死ぬはずだったモブ兄が、生きていた。
前世でどっぷりハマった乙女ゲーム
『光の魔法の乙女の祈り〜あなたの色に染まりたい〜』
——通称“ののの”。
その世界に生まれ変わっていたことを思い出した俺、ルナリア・ルーチェは、ヒロイン・カルミアの双子の兄だった。
……しかも、ゲーム開始時にはすでに死亡している“死に確モブ”。
本来なら、あと1ヶ月で俺はこの世から消える運命——の、はずだった。
けれど現実の“ののの”世界は、ゲームで見ていたものとは違っていた。
設定資料にはなかった家族の姿。
知らなかった過去。
そして、ゲームでは描かれなかった、俺自身の物語。
何より問題なのは——
俺が前世で最推しだった王太子ルート。
その王太子が、唯一心を許した相手が俺だったこと。
「私は君さえいればいい」
……いや、待ってください殿下。
それ、ヒロインに向ける台詞ですよね!?
魔法が大好きで、好奇心旺盛ゆえにちょっとやらかし気質。
そして、元オタクなゲーマー。
死ぬはずだったモブ兄は、知らなかった未来へ進み始める。
シナリオ通りの結末か。
それとも、ゲームには存在しなかった新しい未来か。
激重一途な王太子×死に確モブ兄。
運命もシナリオも飛び越える、執着BLファンタジー。