あらすじ

太陽系から星々へ広がった人類文明。 超光速航路の開通、植民星系の自立、AI群による航路管理、異星文明との接触、戦争、そして大離航による人類そのものの分化。 『航路分岐年代記』は、数千年にわたって枝分かれしていく人類の未来史を、歴史の節目に居合わせた人々の視点から描く連作SF短編集です。 新しい輸送技術が、初めて人々の日常を支えた日。 小さな設計上の見落としが、大事故へ変わった数十分。 通信、認証、保険、食料、エネルギー、環境制御が、制度や戦争の形を変えた時代。 未知の知性との接触によって、それまでの常識が通用しなくなった瞬間。 後世の歴史に残るのは、発明、事故、条約、戦争の名前。 しかし、その只中にいた人々へ与えられたのは、限られた情報と時間、まだ定まっていない手順、そして自分自身の決断でした。 軍人、技術者、管制員、研究者、官僚、民間人。 英雄だけではない彼らの仕事と選択を通して、技術史・社会史・戦史が重なり合う未来を描きます。 各作品は同じ歴史の異なる年代と事件を扱いますが、一編ずつ独立してお読みいただけます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/20
  • 現在の作品白火と万腕の環、あるいは人類種永劫護持大戦